酒を頭からかぶっちまってよ
ただ一匹、廃された神社に残って棲む化け狐。
「酒を浴びるほど飲むとはいうが、本当に浴びたのは初めてじゃ…」
私は参拝にかこつけてもう幾度となく酒を奉納している。
酒好きなこの化け狐が、つい、と杯を傾ける姿を見るのが何よりの楽しみなのだ。
しかしこの日は。
「あー…身体中が酒くせえ」
いつも茫洋と、何をも否定も肯定もせず、泰然自若としている古狐だが、もう歳か、この儂が、などと珍しく落ち込んだ様子でぶつぶつ言っていた。
「雑巾とってきて、ああ、拭くのも勿体ねぇ…が…」
ぺろっと腕を舐め、やや間があってこちらを見る。
「のう、お前は儂を舐めるの嫌か?」
だらだら昼寝
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呪文
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