小説『短編はいずれ長編と成り世界となる』【ニャンノ世界】
『短編はいずれ長編と成り世界となる』
始めは文字のみの一次元であった…
そして、文字が連なり、短編が
構築され、世界の断片が見えてゆく
だが、途中で、
この試みが崩壊することもあり、
ニャンノ世界は、一度破滅、
消去されていった過去がある…
メタモルフォーゼ的な言葉のカルマに
苛まれながらも継続していこうと
崩壊の危機から消滅の危機から
何とか立ち上がり
血の滲むような手で書物を書き上げた
必要事項の明文化である
今まで避けてきたものに
立ち向かった…
其は、世界を救うことと比べたら
自分しか救われないものなのかもしれないが、この崩壊した1ピース1ピースごとを紡ぎあわせて書いていくことができた
平凡、凡庸、恐れ、不安からの
鬱にも襲われながら
乗り越えていったことで、
囚われの牢獄から抜け出せたと
感じる…
だが、しかして、
人生の船旅の中でまだまだ
途上であり、ネコノは冒険をやめない
かつては、文字のみだったのが、
今では立体的な感覚と
聴覚が支えてくれる
これからの世界はまだ見ぬ、創作の世界を展開させようとニャンノ世界は、無限に広がり続けていくのであった。
(猫メモ)
ニャンノ世界全体が、うちの子であると
うちの子を育み生み出す世界もまた
うちの子であり、猫神ニャンノの構築した
世界もまたうちの子という概念なのだとすると、小説もまたうちの子なのかなと、
うちの子の適用範囲は目に見えるものだけとは限らないのかもしれないなと本作の執筆をして思いました。
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