次の公演でドロンジョ様的なお色気女怪盗キャラをやる事になった真宮寺さくら
どうだい? 代役のオーディションに参加するつもりあるかい?」
さくら「え~? このハレンチ衣装でやるんですか? すみれさんみたいな痴女ならともかく、清純派の清らかな乙女キャラで売ってる私にはちょっと……。」
すみれ「さくらさん、聞こえてるんですけど……。誰が痴女よ! それに、その程度の衣装で役を躊躇するようなプロ意識のない人に代役を頼むつもりは」
さくら「オーディション受けます(即答)!」
さくらは、とても負けず嫌いで、煽りに弱い性格であった。
さくら「つい勢いで引き受けたオーディションで合格しちゃったけど、私、本当に舞台でこの衣装を着るの……? はぁ。生まれついての負けず嫌いな性格……。でも、すみれさんにプロ意識うんぬん言われるのもやっぱシャクなのよね。」
大神「大丈夫! 良く似合うよ!」
さくら「似合うか似合わないかの問題で言ってるんじゃないんです!」
大神「じゃあ、オーディションで次点だったプチミント(大河新次郎)君に代わってもらう?」
さくら「女装男子に役を奪われるなんて、舞台女優の名折れなので、頑張って舞台に立とうと思います!」
大神「段々、さくら君の操縦方法がわかってきたような気がする。」
アイリス「アイリスも、この服着てみたいな~。」
大神「もっと、君が大人になったらね。」
呪文
入力なし