ゴッドファーザー
「キツくて甘目・・・本当に今日、うちが1軒目なんですね・・・?(っ・ω・c)」
「分かりました!じゃあ用意しますからちょっと待ってください!」
・・・カクテル製作中・・・
「お待たせしました!ゴッドファーザーです!」
「スコッチウィスキーと、杏子リキュールのアマレットを混ぜて作るカクテルですね。実は作り方としては二つを混ぜるだけなので、おうちでもお手軽に作れるんですよ!」
「正式とされてるレシピはウィスキー3にアマレット1ですけど割合変えても美味しいですから、もし好みあれば言ってくださいね!お客さん甘目好きだから、ちょっとアマレット多めにしましたよ」
「・・・で?今日はどうしたんですか?」
「いや、分かりますって。お客さん、機嫌良い時は軽いやつ飲んでるけど、何かあった時分かりやすくキツいの飲みたがるじゃないですか」
「え?言っちゃっていいのかって?もー、常連さんなんだからそんなの気にしちゃダメですよ?」
「それで私のお給料になってるんだから、しんどい時は普通に吐き出してもらっていいんです!」
「このカクテル言葉「偉大」って言うんですけど、偉大な人だからって弱みとかが無いわけじゃないと思うんですよ。きっとそれを吐き出せる人だったり、何か発散する方法を持ってたはずです。」
「私はまだ社会人経験も浅いけど、ちょっとはお仕事や人間関係のしんどさや辛さは分かります。そういう上手くいってない時の、発散できる場になれれば良いなって思ってるんですよ?」
「だから頑張って稼いで、今後もうちに来てくださいね、偉大なお客さん♪」
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とても有名なカクテルですね。有名映画のタイトルから来てますので、名前は知ってる!という方も多いのではないでしょうか。
ウィスキーの深みや味わいを損なうことなく、アマレットの甘味と調和して、深いのに飲み易いというまぁ良く考えられたカクテルだなぁと思います。
私も大好きなカクテルの一つですね。
遥さん台詞は、ネットで素敵な解説文書かれてる方がいらっしゃったので、一部アレンジして拝借させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
ゴッドファーザーの映画は見たこと無いのですが、マフィアという一筋縄ではいかない、悲しみも辛さも全て抱えないと成り上がっていけないんだろうなって事は想像がつきます。
そんな重みも深みもある複雑さに、このアマレットの甘味が吐き出せる所・・・になっているのかもしれませんね。
呪文
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