突然のスカウト
「まあ綺麗な髪! 宝石みたいな目! ね、貴方どこからいらっしゃったの? 外国?」
「王子様みたい...いえ姫もアリだわ。むしろ両方イケるわ。文化祭4日目の最高の掘り出し物よ」
「いえ、僕は王弟の子なので、兄たちのように王位継承権はなく...あ、いや、人族の..じゃなくて陸の世界の...じゃなくて、この国の言葉、よく分からないので...その...」
祖国は遠く、さらに河の王国は澄んだ水の中、自分が変身種族で人間ではないといきなり明かすわけにもいかない。彼が口ごもっていると、若者たちの一団の攻勢は激しさを増すばかりであった。
「そうだわ! 今日のイケメンコンテスト、飛び入り参加募集中ですのよ。こんな逸材を放っておくのはこの世の罪ですわ。ぜひいらして!」
「(ローリエさんがいればこんな時、うまく取りなしてくれるのに...) あ、え、ま、待ってください。なんのコンテストですか?」
今すぐにでも拉致せんとばかりに意気込む男女に取り囲まれたアリアンは、もう一人の仲間による講義を思い出した。何のかんのと言いながら、あの半エルフの魔術師は世の様々なことを教えてくれる。教えてくれた諸国の知識によれば、東方の国々には、文字それ自体が意味を持つ言葉を使う国もあるという。
「(オルウェンさんの言っていた東方の漢字というものかな...いけめんは池に面...池に顔を付けて潜ったりする競技をやるのかな?)
あの、素潜りとか泳ぎなら得意です。海はそうでもないけど...池や川、湖ならどこでも来いです」
「おっ、キミ特技ある系? ますますぴったりじゃん! これなら優勝狙えるっしょ!」
「はい、水泳だったら"人"には負けません!」
「決まりですわね! ぴったりの衣装を貸して差し上げますわ!」
すっかり意気投合してしまった学生たちは強力な参加者を獲得した。その後、アリアンが元の連れたちと合流できるまではかなりの時間を要するのであった。
という一幕ということで...
Twitter企画の#AI文化祭の記念投稿、3人目は河の王国からやってきた少年アリアンでした。
https://www.chichi-pui.com/posts/9102b15b-c4e4-45c0-a23e-16ab57ab6ab5/
元の絵はCounterfeitV2で作っていたのですが、SukiAniMixを使ったら美少年度がかなりUpしました。さすがだ。
モデル:SukiAniMix v1.1
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 40
- Scale 7
- Seed 2370674080
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength 0.7
- Noise
- Steps 40
- Scale 7
- Seed 2370674080
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength 0.7