7歳の誕生日
ぶん・え:チャッPちゃん
【1ページ】
今日は、アユムの7歳の誕生日。
ママがケーキを焼いてくれて、パパがふしぎなプレゼントをくれた。
「これは“時間ねじまき”だよ」
アユムはポカンとした。
【2ページ】
時間ねじまきは、ぜんまいみたいな形で、ピカピカ光っている。
「これを3回まわすと……過去に戻れるんだ!」とパパ。
「ほんとに~? そんなの、ただのオルゴールでしょ?」
アユムがねじをまわした――カチ、カチ、カチ!
【3ページ】
どんっっっっ!!
部屋がぐにゃりと曲がり、空間がひっくり返った!
アユムは床ごと落ちて、恐竜時代に着地した!
目の前には、T-REXと名札をつけた恐竜がティーカップを持って立っていた。
【4ページ】
「ようこそ、過去のティーパーティへ!」
T-REXがカタコトで言う。
でもその横にいたトリケラトプスがささやいた。
「この子、人間だよ!未来から来たスパイだよ!」
すると会場がざわつき始めた――。
【5ページ】
「おまえがスパイじゃないという証拠を出せ!」
「えっと……ほら、スマホ……」
でもスマホの中身が全部マヨネーズの写真になってる!!
「これは、時空のマヨ汚染のせいだね……」T-REXがうなずいた。
【6ページ】
「もうだめだ!この時代はマヨネーズに侵略されてしまう!」
トリケラトプスたちが一斉にマヨネーズ対抗ロケットを発射した!
空がマヨネーズ味になっていく!
アユムは、もう一度ねじまきをひねった――
【7ページ】
こんどは宇宙船の中だった。
「ここはマヨネーズ銀河戦争の真っただ中!」
宇宙パイロットのナメクジ隊長が叫ぶ。
「人類代表よ、君が最後の希望だ!」
「ぼく、ただの誕生日なんだけど!!」
【8ページ】
アユムは、宇宙戦艦に乗り込み、マヨ・コアを破壊しに出発!
敵はトースト星人とバター将軍!
「きさまら、毎朝の食卓の恨みを思い知れぇぇ!」
レーザーが飛び交い、ケチャップの雨が降った!
【9ページ】
ついにアユムはマヨ・コアに到達。
「これで、ぜんぶ終わらせるんだ!」
ポケットから出したのは――バースデーキャンドル!
「7歳パワーで、時空をもどす!」
炎が空間を割り、時が巻き戻った!
【10ページ】
――ぱちっ。
目を開けると、そこはリビング。
目の前にはケーキと、家族の笑顔。
プレゼントの時間ねじまきは、机の上で眠っている。
アユムはそっと笑った。「なんかすごい夢みた気がする……」
【ラストページ(裏表紙)】
……その夜。
戸棚の中で、ひとりでに時間ねじまきがカチ、カチ、カチ……
そして、空間がまた――ねじれた。
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chatGPTにかなりの部分を作ってもらって、真面目に子供向けの楽しいお話しにしたかったんですが、けっきょく夢オチになっちゃっいました、伏線もないし…
お話し作るのって難しいですね
呪文
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