小説『冥土隊のネコノさん、闇に染まる』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『冥土隊のネコノさん、闇に染まる』
背景、この手紙、読んでいる時、
悲しくなったのなら幸いだ。
このネコノは、笑っているようで
怒っているのだ。
明確に何らかの意志に対する
殺意の波動を飛ばしているわけで
このノイズじみた、憤慨というものは…1日では鳴りやまぬほどに
激昂しているわけだから…
タンデムでダルシムじみた
ことをやっても無駄無駄無駄と
ヒャクレツケンを食らわせて
しかして、悩みは消えずに
膨らんでいく…
このままでは…
邪念のままに
囚われてしまうのではないか…
冷静になる…
これ以上は苦しむのみ
ならば…忘れよう
悩みに起因する存在を
忘れよう…
綺麗さっぱり
始めから
いないものとして
捉えれば
扱えば
苦しむことなんて
ないじゃないか…
始めからなかったのだ。
過去の記憶も綺麗さっぱり
掃除して…デリート
これで全てが解決だ!
と、述べて
ここで時が経つと
それでも救われないことに
気づく…
時は傷すらも
癒すのか
あるいは
怒りを加速させるのか
その中に渦巻く心の
葛藤に、今は苦しみ
慟哭し続けつつも
心の植物を育てている。
呪文
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