小説『撮影者くん、私…』【ニャンノ世界】
『撮影者くん、私…』
ニャンニャンダ島でニャンノオンデマンドでケダマミレ企画に向けて撮影をしていると…
体が幾分か小さくなったように撮影者は感じた。そして、其は杜森も同様で…
「撮影者くん、私、どんな姿になってる?ホタテが食べたくなってきた」
「ラッコになってるよ…」
「えっ、ラッコって、あのぷかぷか~って浮かぶやつの?」
撮影者は頷く
「わぁぁぁ、とんでもないことが起こっちゃった」
杜森は驚きつつも、物事を悲観してるわけではないようだ
「平気そうですね芽恵さん」
「まぁ、ラッコになったのは驚きだけど…ラッコ化したのも楽しいかなって思うんだ」
「確かに…見た目が変われど物の見方が変わるかもしれないですね」
「うん…だから、今からラッコとして、ニャンニャンダ島を冒険だぁ~でも~」
互いにお腹が鳴って
「何か食べましょうか芽恵さん…あはは」
「そうだね撮影者くん」
と、ラッコになった2人はニャンニャンダ島で食べ物を探しにテクテク歩いたりプカプカ浮いたりした。
呪文
入力なし