黒真珠
初めてエルフの蜜を海外に持ち出した男! 利益で海運業を興し、貴方様が運ぶというだけでただの蜂蜜に付加価値が付くという!
二年ぶりのお帰りのようですがもはやこの街の商人で貴方様を知らない者はいないでしょう!
あぁ、昨日はわざわざ情報屋を連れていらしたようで申し訳ありませんでした
普段はこうしてエントランスに立つのがモットーなのですが、なにぶん昨日は貴方様自身がご乗船との情報を聞きましていてもたってもいられず、ええ、まさかすれ違いとは
ふぅ さて、本日は…
時計の針が真上を指し示す
魔法が解けた酒場は一度閉まり、五分後に再び灯りが灯った 金色の鍵を使い入城する
一見綺麗に清掃されただけのように見えて、明らかな変化はウェイトレスの露出された乳房だ
大中小様々だが皆自信に溢れている 性的というよりただ美しさに見惚れるばかりだ
どうやらこの場でのお触りは禁止されているらしくVIP達は皆紳士的だ 私も諸先輩方に倣うとしよう
私の席にもウェイトレスが一人付いた
サラリと長く伸びた黒い髪 その奥に妖しく光る紫の瞳 豊満な乳房に形のいい乳首がピンと張っており、その先はわずかに滲んでいるようだ
「初めまして、栄えある伝説の蜜売り様 黒真珠 と 申します」
高級だろうとなんだろうと、港の酒場に求めれれる機能は変わらない。一階は酒場、上階は連れ込み宿
どんな嬌声をあげようと下の喧騒にかき消され、下でどんな喧嘩が起きようと、二人の世界は閉じたまま
黒真珠専用の一室に招かれ様々な痴態を楽しんだ
かなり激しいものを頼んだところで相手もさるもの、余裕のある笑みを絶やすことは無かった
私が水分補給をするすぐ後ろで喘ぐ声がし、振り返ってみれば手慣れた手つきで白濁を掻き出している
避妊薬の確実性がなければあればこその商売 にもかかわらず耽る彼女 これを見て男性が悦ぶのを知っているから あるいは... 考えを巡らせながら行為を見ていると彼女は妖しく微笑んだ
気づくと私も再び昂っている 意を決して「秘密兵器」を水と一緒に含み、私は最後の航海に臨む
私の衝角はついに貝殻をこじ開けた
船への帰り道に彼女は同伴してくれた 道すがら彼女についての話を色々聞かせてくれた
遠い東の国から、身一つで船に乗り込んだこと その間航海士として勉強しながら働いたこと たくさんの夫に大事にしてもらったこと 船が怪物に襲われて沈没し、彼女だけ救命樽に押し込まれたこと 怪物を捌いたオーナーによって腹の中から助けられたこと あぁ、非常に気になるところで船に到着してしまった
「また、ご指名くださいね」の言葉と共に頬に軽く口づけされる
怒声にも似た我が誇らしい船員たちの冷やかしの中、ハッキリとこう聞こえた
「最後の航海は とっても 刺激的でしたよ。」
呪文
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