なあ下僕、お年玉くれよ (剣道部主将)
「あのなあ、まだ1月になってないぞ。それに俺はお前の下僕じゃねえよ」
「許嫁だろ? 金がねえんだよ。剣道防具を新調したしな」
「お前、下僕と許嫁の違い知らんのか?」俺はあまりの無知に呆れる。
「んなもん知らん。それより食い物」だんだん従姉弟の顔が飢えた狼みたいになっていく。
ハッキリ言って怖い・・・。しょうがないなー。
「分かった分かった。明日から御節料理つくるから、残ったもんで良ければやる」
「そうかそうか! よし、これで年末はもつな。それからお握りは毎回3個な!」
従姉弟の両親はそろって警察官だ。だから年末まで休みなど不定期だし、まあ毎年のことだけどな。
従姉弟はピョンピョン飛んで喜んでいる。こいつの頭の中は食い物と剣道しかないらしい。
食い物で釣られるとはチョロすぎる。外見は相当な美少女なのに、残念お姉さんなのだ。
関係ないけど、剣道では父親より強いらしい。
年末年始の番犬には最適なのだ。
呪文
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