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lone wolf girl(群れない少女)

使用したAI Stable Diffusion
【異能力を扱える新人類「ノーマ」の存在が確認されるようになった】



*******
都心部から離れた郊外、居住区とは真逆の場所
ノーマの能力を測るために政府が力の酷使を認めた旧市街地。

此処に自分の持つ力に怯え、群れから離れた少女がいた。
冷たく空気が充満する廃ビルに一人群衆から避ける様にいる。

今日は久々に幼馴染が来た。
最新のJ-POPやトレンド。他愛のない話や、おばさんが持たせてくれた当面の食糧等を受け取り
束の間の孤独から解放されていた。でも幼馴染の顔は少し強張っていた。

少女「・・・何かあったの?」

幼馴染は最近眩しい光と共にヒノイが別世界に転移した事を彼女に伝えた。
機械だらけの勢力が敵対している事。一部のノーマ達が血気盛んに戦闘の準備をしている事。
そして、彼女の「力」を政府が頼ろうと探し回っている噂がある事。

少女「・・・そうなんだ。知らなかったなぁ、携帯やっぱり置いていくもんじゃなかったね。」

あははと乾いた笑いが出て暫く沈黙が続いた。

ヒノイが転移し他の国との衝突が避けられない今、孤独を選んだ少女は何を思うのか。
何も力を持たない、能力が無いと言われた幼馴染はどう答えたら良いか分からず朽ち果てたコンクリートタイルばかり見つめていたら、ぽつりと彼女が言う。

少女「あはは・・・アタシ機械音痴だからさ、多分大丈夫、機械ならいっぱい壊せると思う。」

少女「いつになるか分からないけれど、それが終わればアタシは帰って来るから。」

少女「おばさんに帰って来た時、お夕飯のリクエスト伝えて貰えるかな」

幼馴染はただ頷く。

少女「やった♪」

少女「あのねカレーライス食べたいな、おばさんのゴロゴロした大きいジャガイモが入ったやつ。」

あぁ分かった、と踵を返す。
そうすると昔から知っている優しい笑顔が帰ってきた。




これからどんな未来が待っているのか分からないけれど、

どうか神様がいるのなら、こいつだけは

力によって人生を狂わされた彼女だけは

「幸せ」な結末を与えて下さい。




*******




ーーーフェンテスとの対峙まであと〇日。

呪文

  • Steps 50
  • Scale
  • Seed
  • Sampler DPM++ 3M SDE Karras
  • Strength
  • Noise
  • Steps 50
  • Sampler DPM++ 3M SDE Karras

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