【樹海のかみさま】屋上の夕日、漆黒と黄金の盟約
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー3章2話:最大の難敵よりインスパイア
「いずれ敵対するとしても、私は君を知りたいよ。私は君を救うために、君は私から情報を得るために、それなら協力できるでしょう?」
ここ数日で何度も繰り返された提案、それは今1番現実的なラインで僕の中に落とし込まれている。
僕の逃げ道を残しつつ、僕に協力を迫る。これが、僕の最大の難敵なのだ。
そして同時に……最大の理解者であることもわかる。
「あの日、お前に2つ条件を出した。僕を捕まえない理由、そしてお前の目的を話すこと。その2つとも答えてくれた以上、僕がこの提案を蹴るのはフェアじゃない」
「……それじゃ」
「勘違いするな月潟琵樹。僕はお前を最大の敵だと思ってる。それでも、お前の言葉には一考の余地がある。だから……一時的によろしく、名探偵」
僕は最後の最後の彼女の顔を見ることが出来なかった。色々言い訳を述べたところで、彼女はきっとその辺全部すっ飛ばして善意だけを拾い上げてきてしまうのだから。
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