天才の無駄遣い【とあるシンカロンの回想】
ウォーター。
元気かい?
「はい、異常ありません。」
あなたはシンカロンなんだけど、
娘と人間っぽく過ごして欲しいなって思ってるの。
「柔らかい話し方ですか?」
そうね、
まあ、でももっと原始的なところで、
「???」
おしっこ機能をつけようと思うの!
「、、、
はい?」
食べ物は食べられるけど、
排泄はしないでしょ?
それじゃあちょっと距離感が出るかなあって。
「いえ、おしっこを見てもらうことはないので、
必要ないと進言します。」
そう!
でも、限られたところで人間っぽい
演出にしてあげれば効果的かなって
思うのよねー?
「博士にしては、大変いじわるな悪巧み顔をされてますね、、、。
才能を別のところに使っては?」
ふふふっ。
高い、とてつもなく高いところが苦手で、
その時だけ漏らすの!
「なんで!漏らすんですか!!」
人間っぽいでしょ?
恐怖を感じて、身体的反応も出る。
まあまあ、そんなに高いところないってくらい
高い設定にしておくから、いざと言うときにかーわいいって思ってもらえるのよ!
「やめて!
ああ、逆らえない!
権限的に逆らえない!!
あああああー!!!!」
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呪文
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