シャクルトン南極探検隊
しかし、予想外に早く張り出した流氷に船は立ち往生、彼は船を捨て数艘の救命ボートに必要最低限の資材を乗せ、それを曳いて流氷の上を南極大陸に向かった。
上陸してからも雪原をボートを曳いて安全なところへと移動し、極寒の冬を超す。
再び夏が訪れ、流氷が少なくなったタイミングを見計らって、南アメリカ大陸に最も近い半島の先端に向けボートを漕ぎ出す。そこに着いてから彼は、一艘のボートを浸水しないよう覆いを着け、隊員たちを残し、1人の隊員だけを同行させて鯨捕りの基地のある島へと向かう、だがそこは一年中時化の続く嵐の海域だ。シャクルトンはそこを乗り切り、鯨捕りの基地に救助を求める。
こうして1年以上の月日をかけて彼と彼の探検隊員は一人の死者も出さずに生還を果たした。
この物語をテレビで観たのはもう40年ほども前のことと記憶。なんとタフな肉体!なんとタフな精神力!と驚嘆したものです。そしてリーダーとしてのシャクルトンの凄いところは、船を失ったときにすぐ「ここからの私の使命は隊員たちを全員無事に帰還させることだ」と頭を切り替えたこと。南極点にはたどり着けなかったけれど、彼の功績は偉大だと思います。
というわけで40年も前の記憶を頼りに書いているので、多分に記憶違いなどがあるかもしれませんこと、どうかご容赦くださいませm(_ _)m
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