160話②商人の仁義
ガヤを出る前、シャルロッテが世話になった巡礼者に何か渡していた。
現金を持ち歩かずに済む、小切手か手形の類だろう。
「いいのか?」
「お世話になったお礼でち」
人助けも、結局は投資。
商人として、初心を忘れないシャルロッテ。
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小切手廃止のニュースを聞きました。電子決済への移行ですね。
でも大航海時代では、現金を持ち歩かない決済方法として重宝されたのでは?
というわけで以下、ChatGPTに聞いてみました。いつの間にか、使ったAIのリストにも加わってますね?
Q.大航海時代の商人は、現金を持ち歩かず決済する手段でどんなものを使っていたか?
A.大航海時代(15~17世紀頃)の商人たちは、現金(金貨や銀貨)を持ち歩くことのリスクを避けるために、さまざまな決済手段を工夫して使っていました。以下のような方法が代表的です:
1. 為替手形(かわせてがた)
最も重要な決済手段のひとつ。
商人が自分の信頼する為替商に現地通貨を預け、その為替商が遠方の支店や提携先を通じて、別の都市で資金を受け取る手形を発行する。
例:フィレンツェの商人がリスボンに送金したい場合、フィレンツェの銀行にお金を預け、銀行がリスボンにある提携銀行から相手に支払いを行う。
2. 信用取引・信用状(信用手形)
商人同士が相互の信頼を元に「ツケ」で取引を行い、後日支払いをする形式。
信用状(Letter of Credit)のように、一定の条件を満たせば支払いが保証される文書も使われた。
3. 商業帳簿の相殺
大商人や商会(例えばハンザ同盟など)では、複式簿記を用いて相互の債権債務を帳簿上で整理し、実際の現金のやり取りをせずに相殺することが多かった。
4. 商品による決済(物々交換的な商取引)
現地で流通している商品(香辛料、織物、銀など)そのものを使って支払いを行うこともあった。
たとえばインドで香辛料を購入し、それをヨーロッパで売って利益を得る、というような実質的な「物による送金」。
5. 仲介商人や商会のネットワーク
ヨーロッパ各地やアジアに広がる商人ネットワークを活用し、仲間内で資金を移動させたり、取引を間接的に処理した。
例:メディチ家やフッガー家などの大商人・銀行家のネットワーク。
まとめると:
現金を持ち歩くことはリスクが高かったため、**「為替手形」「信用取引」「複式簿記の帳簿相殺」「商品取引」「仲介ネットワーク」**といった仕組みを駆使して、現代の銀行決済のように賢く安全に取引を行っていました。
もっと具体的にどの地域や国の話が知りたいとかあれば教えてね!
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