フェラが受験科目なら...(エモ子の青春シリーズ)
彼女とは、予備校の同じクラスで知り合った。
お互いに、浪人のプレッシャーから逃れるように、授業終わりに予備校から少し離れた公園で時間を潰すようになった。
「今日も、僕くんにイカされちゃったぁ」
彼女を指と舌で一通り満足させた後、彼女は手慣れた手つきで僕のベルトを外し、取り出した。
「フェラが受験科目なら、志望校、受かるんだけどなあ......」
彼女の顔には、焦りと憂いの影があった――
――今晩。
風呂上がりの彼女は、パンツ一丁で、フルチンの長男坊を追いかけ回していた。
僕は、スマホを操作する手を止め、倅を確保した。
彼女は、僕の眼の前に仁王立ちしながら、顔を覗き込んできた。
「後で写真、見せてね! 相変わらずスケベなパパ♡」
彼女は舌を出し、あっかんべーをした後、腰を振りながら着替えに戻った。
"あの秋の日"の面影。
彼女が立ち去った後の湿った残り香だけは、あの日と同じだった。
――今朝、保育園で会った、キレイなママさんにも、そんな過去と昨日があるのかも知れません。
【前作】
仰げば尊し(エモ子の青春シリーズ)
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※エモ子シリーズは、「エモ子」タグで
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呪文
- Steps
- Scale
- Seed
- Sampler DPM++ 2S a
- Strength
- Noise
- Sampler DPM++ 2S a