ちちんぷいぷい、気持ちよくなぁれ③
僕「はぁ……」
(師匠の大魔法には“エッチな思い出”が必要。でも陰キャの僕には頼れる相手なんてもういない……)
「ヤッホー!久しぶり♪」
「うわっ、姉ちゃん!?」
(従姉妹の姉ちゃんだ。そう言えば今日から就活のために泊まるんだっけ)
「なんか悩んでるの?話、聞くよ✌️」
(陽キャのオーラが眩しい……でも、これはチャンス!)
「ごめん姉ちゃん。《ちちんぷいぷい、気持ちよくなぁれ!》」
「ひゃんっ!?え、なにこれ……///」ビクンッビクンッ
「続いて《ちちんぷいぷい、エッチな思い出を見せて!》」
「いやぁぁ///」ピカッ——
〜〜
『うん、私も……来週から始まるの』
『二人で近くに就職できたらいいね』
『大丈夫……その時は私がついていくから』
『……うん。私も、大好きだよ』チュッ
〜〜
(……なんかしっとりしてる。お気楽に見えて、ちゃんと大人なんだな)
「ハァッ……ねえ、どうしたの?」
「えっ」
「思い詰めた顔、してるから……」
(まだ魔法の余韻が残ってるのに……優しい)
「ありがと、姉ちゃん。でも大丈夫だよ。それより疲れてそうだし、部屋案内するね」
「うん……お願い」ハァハァ
(僕も頑張らなきゃ。世界を救ってみせるんだ)
──次回、師匠登場!世界の危機とは!?大魔法とは!?続く!
呪文
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イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 1489100465
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength 0
- Noise 1
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