廃墟のバスターミナル

2024/04/14

使用したAI NovelAI

それは突然だった。近くの河川がゲリラ豪雨のため堤防が決壊、低地にあった半地下のパスターミルは僅か10分程度で水没した。
バスを乗車前に待っていた者は助かったが、既に乗車していた乗客や乗員はバスの水没のため窓もドアも開かずそのまま溺死した。
バス5台の乗客・乗員の約80名が犠牲となった。
低地のバスターミナルは犠牲者のあまりの多さから放棄され、隣の高台にバスターミナルは新設された。

水害のあったバスターミナルが整地もされず放棄されたのは、怪しげな噂と復興工事の事故の多さからだった。
誰もいない廃墟にバスのエンジン音と走行音。そして影のような乗客たち。
朝のラッシュ時であったことが犠牲者を多くしたのと激しい豪雨のため、バスが団子のように並んで移動もできない状況が被害を大きくした。
あれから10年、死者は途中で消えるバスに毎朝乗り続けている。

呪文

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イラストの呪文（プロンプト）

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