A work that can be called the origin of modern RPGs.
以下、Wikipedia「ウィザードリィ」より抜粋引用
『ウィザードリィ』(Wizardry)は、1981年に米国のサーテック社からApple II用ソフトウェアとして発売された3DダンジョンRPGのシリーズである。
ロールプレイングゲーム(RPG)の発展に大きく影響したシリーズであり、日本では初期作品がドラゴンクエストシリーズやファイナルファンタジーシリーズなどに影響を与えた。
サーテック社より発売されたタイトルは1981年の『ウィザードリィ 狂王の試練場』から2001年の『ウィザードリィ8(英語版)』までの8作品が存在する。一方で日本においては、サーテック社のタイトルをローカライズした作品のほか、1991年から2000年にアスキーより発売されたウィザードリィ外伝シリーズを始めとして、ウィザードリィのタイトルを冠するスピンオフ作品が製作された。これらスピンオフ作品は後に欧米でも発売されたものも存在する。
サーテック社は『ウィザードリィ8』を最後に倒産したため、シリーズの権利は他社によって管理されている。
メインデザイナーはロバート・ウッドヘッド(Robert Woodhead)とアンドリュー・グリーンバーグ(Andrew C. Greenberg)である。当時、コーネル大学の学生だった2人がそれぞれ作成していた『パラディン』『ダンジョンオブディスペア』というゲームを互いに評価し、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)に代表されるRPGを、大学でのコンピュータ支援教育に用いられていたメインフレームよりも規模の小さな個人向けのパソコンで再現するため製作したものが、本作のシナリオ#1である。
そのため、行動の成功判定処理、アイテムやモンスターの名称、データ数値などに、『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』(AD&D)の影響が色濃く見受けられる。また、ウッドヘッドが在校当時に熱狂したPLATOのコンピュータゲーム群、特に『Oubliette』の影響も大きい。ウィザードリィの初期作品はD&Dが高い人気を誇った時期に発売され、D&Dタイプでありながら豊富な映像表現を実現した最初のゲームとして成功した。
なお、シナリオ#1「狂王の試練場」の狂王トレボー(Trebor)と邪悪な魔術師ワードナ(Werdna)の名は、彼ら2人の名前を逆につづったものである。
Apple IIでは、Apple Pascal(UCSD Pascal)で開発されている。
シナリオ#5以降はデヴィッド・W・ブラッドリー(英語版)がシリーズを引き継いだ。
1985年にPC版を、株式会社フォア・チューンが移植し、アスキーが販売している。
1987年にゲームスタジオがファミリーコンピュータ(FC)への移植の実作業を行ったが、Pascalの動作しないFCへの移植についてウッドヘッドは難色を示していた。しかし、遠藤雅伸率いるゲームスタジオのプログラマは、この問題をクリアした。FC版ではBGMの作曲に羽田健太郎、登場モンスターのデザインや広告イラストに末弥純を起用している。
一方、1998年発売のプレイステーション(PS)版とWindows版の移植は、ローカスが行った。シナリオ#1 - 3を「リルガミンサーガ」、シナリオ#4・5を「ニューエイジオブリルガミン」として1本にまとめている。こちらも羽田健太郎がFC版とは異なる楽曲を、末弥純はFC版とほぼ同じイラストを提供している。なお、「リルガミンサーガ」Windows版は後年の移植で唯一、Macintosh版のUIに近い作りとなっている。
バンダイもワンダースワン用に移植するが(実際の移植作業は株式会社スティングが担当)1作のみで打ち切った。
ウィザードリィに触発されて多くのクローンが生まれ、コンピュータRPGのテンプレートとなった。1985年の『バーズテイル』や『マイトアンドマジック』は、ウィザードリィを起源とする著名なシリーズに含まれる。
日本では、ウィザードリィを元にシステムを簡素化した事実上国内PC用初のコンピュータRPG『ザ・ブラックオニキス』がウィザードリィの日本語版よりも1年早い1984年に発売された。
なかでも家庭用機向けRPG『ドラゴンクエスト』シリーズは、3作目までを通じて、ウィザードリィのコマンド式戦闘やキャラクターの装備やステータス異常、パーティー制、職業や転職といったシステムをコンピュータRPGに不慣れなユーザーにとっても段階的にわかりやすく取り入れ、これらのシステム、ひいてはコンピュータRPGそのものを日本において真に一般化させた。
その後の大きなフォロワーとしては、ベセスダのトッドハワード氏はクリエイターになるきっかけになったゲームタイトルの一つとして本作を挙げており、特にfallout3以降の彼が関わった作品には、主観視点で、また常にリアルタイムバトル以外の、コマンド式のバトルシステムをサポートしており、敵を倒した後にアイテムを拾ったり、謎解きでストーリーを進めていくアドベンチャーゲーム要素、キャラクター作成時に特性別にボーナスポイントを振り分けたり、メインストーリー終了後も永遠に宝探しが楽しめると言ったさまざまな部分で、意識的に影響を感じさせる作り方をしている。
コンピュータゲーム以外の分野においても、本シリーズのファンを明言する者もおり、彼らの作品において本シリーズからの引用がなされることもある。
たとえば、映画監督の押井守はアニメ映画『機動警察パトレイバー 2 the Movie』にて、自衛隊の戦闘機のコールサインとして「ウィザード」「プリースト」「ワイバーン」、管制機のコールサインとして「トレボー」といった名称を使用している。また、テレビアニメ『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』でもコールサインとして「ホークウィンド」と「トレボー」という名称が使用されている。
以上、Wikipedia「ウィザードリィ」より抜粋引用
ウィザードリィを初めて見たのは84年か85年ごろのマイコン雑誌Loginだったかと思うのです。そもそも、ウィザードリィはApple IIのゲームですので誌面での取り上げられ方も少々違いました。
まあ、当時Apple IIを取り上げる時って何か特別な内容かの様に取り上げられていた印象がありました。初めて見たウィザードリィも、その様に取り上げられていましたね。そして、そこで初めて知った言葉が「テーブルトークロールプレイングゲーム」、略して”TRPG”でした。
誌上にはウィザードリィの説明の中で”TRPG”をマイコン上でプレイするために生まれたのがウィザードリィだ、と紹介されていたかと思います。
「テーブルトークロールプレイングゲーム」、略して”TRPG”。「何それ?」当時、これからやっと物心が落ち着きそうな、まだ幼さが残る私には、その言葉を絞り出すだけで精一杯でしたねw...
「テーブルトークロールプレイングゲーム」、略して”TRPG”...またしても、ここで新しい単語が出て来ました...当時の私にとってモスゴジ、キンゴジに続く新単語ですw。
当時、確かT&E Softのハイドライドが発売されていたか、いないかの時期で「ロールプレイングゲーム」、略して”RPG”はマイコン雑誌に書かれている言葉で一応知ってはいました。でも、ハイドライドはRPGではあるのですが「アクションロールプレイングゲーム」でしたので、まあ、また新しい言葉が出て来たという感覚でした...
もう、ワケワカメ...ついて行けません...確かそう感じたことを覚えていますw。誌面には迷路と思わしきゲーム画面が掲載されていましたが白い線でフレームワーク状に描かれた物で、当時の私にとっても渋い目な内容に映っていました。他の色使いも日本のゲームとは違って原色寄りです。
内容を読み進めるうちに、この様な記載がありました「ロールプレイングゲームを理解するにはゲームブックがお勧め」と書かれており「火吹き山の魔法使い」が紹介されていました。
当時、「ゲーム」とういう言葉に目がなかった私...「本でゲームが出来る」という部分に興味が湧いて、お小遣いで買ってしまいました。しかし、「火吹き山の魔法使い」は当時の文庫本としては価格が高かった様に思います。
っで、やってみた(いや、読んでみた?)は良いものの最後までプレイ出来なかったんですよね。今思うとルールが理解しきれてなかったのかなと思います。あと、挿絵があまり好きになれなかったのですよね...
そうこうしている内にT&E Softから出ていたアクションロールプレイングゲーム「ハイドライド」がマイコン界隈でヒットし始めて徐々にアクションRPGがブームになるんです。
そして、さらに暫くすると日本ファルコムから「ザナドゥ」が発売されてマイコンにおいてはアクションRPGが標準みたいな様相になって行きました。
ただ、この流れもマイコン界隈だけでファミコンを持っている友人に「ロールプレイングゲーム」と言っても全く通じませんでした。
そして、ザナドゥ発売から、さらに少し経った頃に発売された「ドラゴンクエスト」の登場で一気に”RPG”が市民権を得る流れとなったのです。
まあ、「ドラゴンクエスト」に火が点いた頃には「ウィザードリィ」という言葉は私の中から、すっかり忘れ去られていました(汗...
最後に、今回ウィザードリィのWikipediaを読んでいて「機動警察パトレイバー 2 the Movie」のあの名場面で使われていた「ウィザード」「プリースト」「ワイバーン」がウィザードリィから来ていたことを初めて知りました。いや〜、まさかあの名シーンの元ネタがゲームだったとはw...
プロンプトコーナー。はい、今回もWhisk様々です。PC-8801とウィザードリィのクリエイティブ・コモンズ許可の写真を用意して、あとはプロンプトのみ。これだけで、それっぽい物が生成出来ました。ありがたや、ありがたや...
4枚目は Seedream4.0です。プロンプトのみで相変わらずの凄い生成です。ただ、マウスは要らなかったかな...
1〜3枚目 Whisk、4枚目 Seedream4.0
掲載プロンプトは全ての画像で共通です。
生成環境 Whisk
本記事は予約投稿です。 2025.11.08
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