あかねの公開ワレメ④〜呼び起こされる快感①
前回は↓
https://www.chichi-pui.com/posts/b6806a97-1e47-42e3-9dd5-71a6e7603088/
いったいこの中継の間に、どれだけの時間をカメラの前で立っていただろう。
ほんの一分程度だった気もするし、もっと長かったような気もする。
ともかく恥ずかしさを我慢していなければならない時間は終わった。ホッとした気持ちもあるが、それ以上にモヤモヤした体の疼きも残っていた。
子どもたちが次々と浴室から出て、スタッフも姿を消してゆく中、あかねだけがただ一人、浴槽に座り込んだままだった。
「だいじょうぶ? 立てる?」
唯一その場に残っていたディレクターの竹沢が、あかねに近づいて声をかけてきた。
「はい、だいじょうぶです……」
だいじょうぶとは答えたものの、まだ足腰には力が入らず動くことができない。
すると竹沢が手を差し出し、あかねはその手を握り返してなんとか立ち上がり、湯船の外へ出た。
↑ https://novel18.syosetu.com/n5202bu/6/ より引用
呪文
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