小説『ネコノ系マル、魂のピース』【ニャンノ世界】
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【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『ネコノ系マル、魂のピース』
一つ、一つ端正込めて、拉麺を紡ぐ…其が拉麺猫乃のひいては御手洗マルが目指す在り方であった。妥協は一切なく、一粒一粒に架け橋(ピース)を込めて構築していくのだった。マルのひたむきさは師匠ネコノの誇りである。
【絵物語】
『ネコノ系マル、魂のピース』
美味しくなるように魂を込めて
ピースをする。
料理ってもんは、単なる料理を
出すってことではない、
御手洗マルには分かっていた。
そして、それは単なるその場しのぎの拉麺であってはならんのだ。
暖簾を潜り、拉麺の匂いから
歴史を感じ、麺を啜り、物語が脳裏に綴られる感覚を感じなければ、其は表面上を理解しただけであり、芯に理解するには、骨の髄までも苦しみもがき悩みながらも
整理されたアスファルトではなく、でこぼこ道を突き進んだ先に得られるカタルシスなのである。
模倣ではアカンのだ…
日々、猫乃拉麺は、変化している…
負の感情をスープに込めることもあれば、喜びの感情を出汁に使うこともある。
兎に角、追及する御手洗マル…
考え、見つめ、麺の一つ一つを
見極める…単なる物語ではなく
魂を込めた悲哀もこもった物語を紡ぐ…
マルはいつまでも、子供ではない…
いつか、子供は成長し、厳しい海を進まなくてはならない…
マルは成長したが…まだまだ、
師であるネコノに言わせれば
まだ半端ものらしい…
「師匠は冥土の先まで行ったことがあるらしい…私も頑張らねば」
次女、御手洗マルは、
祖母、御手洗ミラの血を濃く引き継いでいるらしい
だから、冒険家としての血が騒いでいるわけで…
「これからも、突き詰めます!そして、ネコノ系を組み合わせて自分の物語紡いでみやす!」
ピース、マルは目映い光を伴ったピースサインを向けて
微笑むのだった。
呪文
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