アヤナギ荘の日常 #2 -Everyday Ayanagiso-
ベランダで風に揺れるガラスの音に、
明芽がアイス片手に言った。
「梅雨より先に夏が来ちゃったみたいですね」
シロキは隣に座り、明芽とは別のアイスを食べる。
風はまだ涼しいけど、日差しはもう夏の気配。
「ふと思ったんだけど」
「はい?」
「シロキ殿って、夏って感じがしますな」
「えっ……唐突になんですか!?」
「まぁ、似合うってこと」
アイスの棒をくるくる回す指先と一緒に、
シロキの心は少し、くるくるしたようだった。
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