Phase35:石の乙女に首飾り
何か様子が変だ。物陰に隠れて、見守る一同。
「オルルーンは当分、戻って来れん。お前だけが…」
工房の片隅に飾られた、乙女の石像。
背丈が低いので、ドワーフだろうか?
オグマは、乙女像に赤い宝石の首飾りをかけていた。
「む、誰じゃ?」
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一番の理解者だったオルルーンは、地上で他人の妻になる運命。
オグマの心を支えていたのは、謎の乙女像でした。
呪文
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