小説『恐れてちゃ何も走れない』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『恐れてちゃ何も走れない』
物語を書くのがへたっぴ
ならば、書き続けろ
絵を描くのがへたっぴ
ならば、描き続けろ
音楽を作るのがへたっぴ
ならば、作り続けろ
周囲にどう言われても
己が一番の理解者であり
読者であり、鑑賞者であり、
リスナーなのだから、
恐れてちゃ何も始まらないと
猫の主人は言っている。
バッドガールな冥土ウサギは
周囲のルールすらも
無理なんじゃないの
という諦めの空気すらも
ぶっ壊す勢いでバギカーを
走らせるのである。
なぜ、想像が止まらないのか?
猫の主人に聞くと…
「頭のアクセルを全開にしてるんだよ…けれど、時おり、ブレーキをかけなきゃ、ドロップアウトしちまうから…ドリフト走行はできてるのさ」
と、冥土ウサギは猫の主人が楽しそうにバギーを駆っていたので、
彼女もまた、荒野の砂漠を自由気ままに疾走するのだった。
呪文
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