ゴブリン拾った。その2
「……ギー」
何言ってるのかわからん。仕方ないのでスマホで検索してみた。
「……雑食だからなんでも食べます? 栄養的にキャットフードがいいです。 ……マジかよ」
キャットフードなんてないぞ。仕方ないので冷蔵庫の余りものを器に盛る。
箸とかスプーンは…いや、なんか手掴みでいきそうだな。米よりパンがいいか。
皿を差し出すと、ゴブリンはびくりと肩を揺らし、じっと俺の顔を見た。まだ警戒している。
少し待つと、チラチラと皿の方に視線が行くようになった。
「いいから食え」
面倒くさくなった俺は、ゴブリンの口にパンを押し込んだ。
次の瞬間、大きく目が開かれる。
そして、ゴブリンは自分からパンに噛り付いた。
堰を切ったようにポロポロと涙を零しながら。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
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