【樹海のかみさま】部室の残骸、漆黒の儚さと黄金の輝き
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー3章1話:後処理よりインスパイア
放課後、JOINTの部室に向かうと、何やら引っ越し前のマンション前の如く家具やら何やらが廊下に出されていた。そして教室の中には見かけない連中がいる。
その中の1人、長身で黒髪ロング、吊り目の美人は一際目立っていた。日本刀を持たせたくなるビジュアルをした女性は、海知を見つけると嬉しそうに顔を綻ばせた。
「ふむ、来たか海知」
「会長!? なんでここにいるんですか?」
「まぁな、後処理というやつだ。君も災難だったな。入学早々こんな事件に巻き込まれて」
侍の如き硬派な喋り方をするこの女性、一度見たことあると思ったら、柏崎ハーレムの1人じゃないか。剣士タイプの生徒会長、剣道部と二足の草鞋を履く質実剛健なこの人……確か名前は大白川おおしらかわ生徒会長だったかな。
「む、夏葉やニコラもいたか」
「あはは、会長ご無沙汰してます」
「ぬふふふっ、今日もすぐ快楽落ちしそうな……げふんっ。凛とした佇まい。憧れちゃうなぁ、ぬふふふ」
めっちゃ馬鹿にされてるじゃん……。
「ありがとう2人とも……おや、そちらの可愛らしいお嬢さん方は初めてみる顔だな。だが君は流石に知ってる。月潟琵樹、そうだろう?」
「およ、ご存知でしたか〜。てへへ照れるぜ〜♪」
「JOINTの連中をとっ捕まえたのは君だと聞いている。ありがとう、生徒会長として礼を言わせてくれ」
「いえいえ〜」
「それで、君は……」
生徒会長の視線がこっちに向いたので、僕はさっさと自己紹介を済ませてしまうことにした。
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