あることで敗北感を味わってしまうメイドエルフさん
とあるところに、メイドとしてある男に仕えている緑髪の綺麗なエルフ美人がいた
ある雨の日、彼女の友人であるエルフが故郷から久しぶりに訪ねてきたが、彼女は浮かない顔だ
しかもしばらく話している内に、自然と彼女の目元に大粒の涙が溢れ、ついには流れ落ちていった
友人は思わず「どうしたの? 今仕えている主人に酷い目に遭わされているの?」と聞いたが、メイドエルフは首を横に振った
「いえ……。イジメられてとか、安月給で働かされているとかではありません。ご主人様や、他の側仕えの方々はみんなお優しいですし、給金は人間の侍女の方と同程度の額ですからお金には困っていません」
「ではなぜ?」と友人が重ねて尋ねると、メイドエルフはしばらく口ごもると、ややあって答えた
「ご主人様が……、爆乳好きかつ、ドスケベなんです……」
「え?」と友人は耳を疑ったが、メイドエルフは言葉を続ける
「ご主人様はむちむちした男性好みのグラマラスな美女が大好きで、一番のお気に入りのダークエルフのメイド様と毎晩艶のある声を発するくらい盛り上がったり、たいまにん?……とかいう感度が可笑しいくらい変な状態の淫らな諜報員が秘密パーティでドスケベなショーに出されたりするところを見るのが好きだったり、一見健全な作品だけど、二次創作の薄い本とかのエッチな同人作品を見ては笑っていたりして・・・・・・。私なんかの、普通の平均的なスタイルな女は興味無いんだろう、と思うと、なんだか敗北感を感じて……」
なんか、予想斜め上な悩みを抱いていたらしい
友人はしばらく話を聞いていたが、最終的には「とっとと辞めて里帰りするか、他所のお金持ちの家に転職するかしなさい。無理ならご主人様に婿の世話口紹介してもらいなさい」と言うしかなかった
ただ、「お給金が良いから、いい」としか返さなかったので、友人は呆れて「勝手になさい」と言って帰った
なお、メイドエルフさんは後に後輩として入ってきた執事見習いエルフ君と仲良くなって、そっちと結ばれたのだが、それはまた別の話である……
呪文
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