第五の存在
セントレイクの魔法の全てを知り、超古代の魔法の根源の謎にすら近づいた存在。
今は魔導書ショップの店長ではあるが、今回の災禍は世界を脅かす事象である事を感じ取って、具体的な行動を取るべきと考えているようだ。
「波と波がぶつかると波はどうなる?消えるじゃろ?そうなる前に止めねばならんのじゃ。4つの勢力を止める5つ目がおらんなど誰も断言しとらんじゃろ。実はそういう存在を儂は知っておるのだ。魔導書にも古代から記されている”調停者”なる存在は実在するんじゃよ」
静かに聞いていた少女は口を開いた。
ただ、少女より目の前のショップの店長のほうが幼いように見える、だが立場は逆のようだ。
「先生、その話はもう何回も聞いていますが、ずっと魔導同人誌を見続けながらだとかなり説得力がありませんし、そこから先どうすればいいかもずっと話してくれないじゃないですか」
「手がかりってなかなかないんだよねえ・・」
呪文
入力なし