青春の匂い

2025/07/10

使用したAI その他

舞台は長野の山奥にある合宿所。
女子高の陸上部顧問を務める俺は、3泊4日の夏合宿に来ている。
大勢の女子生徒と男は俺一人。。。男なら誰しも夢見るようなシチュエーションも、俺にとってはただの日常だ。
俺は元短距離選手で、28歳。部員たちから「さくせん（佐倉先生）」と呼ばれ、「先生と生徒以上」の関係だ。

一日の練習が終わり、夜のきゃぴきゃぴタイムが始まった。

美月「ねぇぇ〜ひなたの髪、なにそのふわふわ〜！天使なの？天使なの！？💘」
ひなた「えへへ〜、お風呂でトリートメントしたかも〜〜♪」
蘭「え、まって、美月先輩の足、めっちゃ筋肉痛っぽい色してる！これやばくない！？」
美月「それ言う？言う？やばくない！？わたし今日、全身燃えつきた系だから！！🔥」
ひなた「蘭ちゃん、寝るときどこにする〜？美月先輩の隣〜？それとも先生のとなり〜？」
蘭「え、え〜〜！？だって先生の布団、なんか…落ち着くっていうか…匂いがすき…」
美月「わかる〜！先生って、男のくせに女子力爆発してるんだよね。なんか安心する匂いするっていうか〜」
ひなた「せんせ〜〜！いつもなに使ってるの〜？香水とか〜？教えて〜〜♡」
蘭「ていうか、先生の声も好き。今日、練習中に『無理しすぎなくていいよ』って言われたとき、ちょっと泣きそうになった」
美月「それな…なんか、心にきゅんって響いた〜〜〜！」

かわいい。誰が一番早いとか、一番できるとか、そんなのよりずっと大事なことが、今この部屋には溢れてる。
笑ってる声、素の表情、どこかに誰かの手が当たる感触、布団に染みついた今日の汗とシャンプーの匂い――それが彼女たちのすべてだ。

部屋の空気が、だんだんぬるくなってきた。練習後の熱気と、お風呂上がりのぬくもりと、外気の涼しさが混ざって、不思議と心地いい。みんな畳にゴロゴロして笑っていたけれど、ひなたが突然、
ひなた「…せんせ〜〜〜！ぎゅーしたいかも〜〜〜♡」
と言いながら、タオル巻いたままぴょんっと飛び込んできた。
次の瞬間、蘭も「ずるい！」って言って腕を回してきて、美月まで「こうなったら3人でサンド〜！」と笑いながら飛び込んでくる。
あおいはふわっと倒される形になって、気づけば布団の真ん中で、ぎゅっと三人に囲まれていた。
（シャンプーの香り、練習着の名残の汗、ひざが触れるぬくもり。全部がごちゃっとしてるのに、心だけは妙に静か）

美月「ねぇ先生、好きって言っていい〜〜？陸上も、先生も、全部だいすき〜〜〜！」
ひなた「えへへ〜、先生ってたまに鬼かもだけど、かわいすぎるかも〜〜♪」
蘭「…先生の心、さわやかでやさしいとこ、うちめっちゃ好きだし。うち、ほんとは先生に見てもらいたくて頑張ってるし」

ひなた「せんせぇ〜！さわって〜！ひなた、筋肉ばっきばきかも〜〜！」
美月「なにそれｗてか蘭、足冷た！さっきまで火照ってたくせに〜〜〜」
蘭「だってぇ〜〜。美月先輩が布団取ったんだもん！ねぇ先生〜〜、抱っこしていい〜〜？」
次の瞬間、蘭がぴょんと飛び込んできて、ひざの上にすっぽり収まる。髪がふわりと触れて、シャンプーの甘い香りが近づく。心臓の音すら聞こえそうな距離感。そこにひなたも両腕を絡ませてくる。

美月「先生、ぜったい明日もダッシュさせるでしょ〜〜〜！でも、ぜったい泣かない！見てて！！」
蘭「ねぇ…手、つないで寝てもいい？」
ひなた「ひなたも〜〜〜♡ きゃ〜！さくせんの手あったかすぎ〜〜〜！」

笑い声の向こう、窓の外には星が浮かんでいる。耳に残るのは息遣い。肌に残るのは汗と風。そして心に残るのは、今ここにある“青春の匂い”。