153話⑨ボトルシップ
「でも追わなかった。迷いがあったんじゃない?」
ノーチラス号の船室に飾られた、ボトルシップ。
それはムウの遺産、七海の瓶。中に見えるのはアルゴ号。
「隠し機能で、難は逃れましたが」
「あたしも知らなかったんだもの、シャルロッテもね」
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なんと! 沈んだかに思われたアルゴ号は、無事でした。
海水を大量に蓄え、海を局地的に干上がらせることも可能なムウの遺産、七海の瓶。
瓶の内部は亜空間になっているようで、船ひとつを丸ごと隠すこともできました。
これで「沈んだふり」をして、難を逃れたのです。
人造勇者のアーシャだけは、七海の瓶の反応を追跡できるので見破れたでしょうけど。
アッシュも七海の瓶を攻撃的に使えば、ブリテン艦隊を壊滅できました。
それをしなかったからこそ、アーシャも見逃したのでしょうか?
お互い、真の目的は「蘇ったムウ皇帝の打倒」。
無闇な大量破壊を起こすことではありません。
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