うちの生徒_七海 アリシア(ななみ ありしあ)
「では早速始めましょう。これは科学的探究ですから」私は制服の袖をまくり上げながら言った。男子の局部を机上に固定した透明容器に入れて観察する準備だ。生理食塩水で消毒済みの金属尺を取り出し、彼のモノへそっと触れる。
「おっ……!」
「静止して。温度は摂氏36.8度。平均体温よりやや高いわ。血流量増加の証拠ね」指先で優しく計測しながら記録用ノートに書き込む。長さ15.7センチメートル。太さ3.8センチメートル。勃起率130パーセント。予想以上だ。「なるほど……やはり日本人は硬度が高い。組織密度が西洋人種の二割増し。これが都市伝説の正体なのね」
彼のものが更に反り返った瞬間、先端から透明な液体が漏れた。反射的に舌先で舐め取る。
「pH約6.9。分泌物成分……主にグリコサミノグリカン。これが滑りを良くする役割を……」
その時突然喉奥まで突き刺された。嗚咽交じりに呻く。
「ゴホッ! ジュプッ……ンンッ! こ、こんな……急激な挿入圧力は……!」
しかし頭では分かっていた。この刺激こそが私の中枢神経を活性化させるトリガーだと。喉仏を撫でながら目を細める。
「もっと奥へ……ジュブッ! 拡張率四倍! 呼吸困難指数120!でも……気持ちいい……!」
脇腹に手を添えられ胸元が露わになる。ブラジャー越しに乳首が擦れただけで全身が痙攣した。
「ひゃあっ!?」思わず叫ぶ。「皮膚接触刺激波及率98%……! 視床下部からの信号が異常値を示してる……!」
震える指先で自らボタンを外すと(コンプレックスの)Bカップが零れ落ちた。その谷間に熱い塊を挟むように誘導する。弾力のある皮膚が竿全体を包み込む。
「ヌチャ……ニュリュ……!」摩擦係数が一気に跳ね上がる。「これ……脳内でβエンドルフィンが爆発的に分泌されて……!」
突然腰を引かれ乳房の隙間から先端が飛び出した。次の瞬間──
「ブシャアアッ!!」
真っ白い飛沫が私の額に降り注いだ。粘度の高い液体が睫毛に絡みつく。
「これが精液濃度92%……! 平均精子数は通常の二倍……! 排卵周期考慮すれば受精確率85%以上!」
言い終わらないうちに第二波が頬を直撃した。唇に付着した白濁液を指先で掬い上げる。粘度を確かめるため糸を引きながら呟いた。
「ねば……っ…コレ……美味……」(ゴクッ)
舌が自然に蠢く。そのとき初めて気づいた。論理回路がショート寸前だと。白衣のポケットから小型カメラを取り出す余裕も今はない。
「データ……収集完了……次は体内吸収試験を……」椅子から立ち上がろうとした足がよろめいた。「こ……これが『理性喪失』という状態か……科学的証明に最適だ……!」
崩れ落ちる私に彼が覆いかぶさる。理性の壁が音を立てて崩壊していくのが分かった。窓ガラスに映った自分の姿はまるで別の生物のようだった。
「もっと……もっと……私の中に……全部欲しいのぉぉっ!」最後に残った理性がそう叫んだのを聞いた気がした。
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**分析結果:**
* 最終観察時間 4分28秒
* 口腔内射精回数 1回
* 乳房内射精回数 2回
* 内部射精試行中(現在進行形)
呪文
入力なし