小説『PresentBoxMemories』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『PresentBoxMemories』
PBMシステムを起動させる…
PresentBoxMemoriesと
言って、Mothersにデータを
送信することで、厄災を緩和させる機能を
有してる…厄災にも親はいる…
単独ではない、その根元となるMothersに眼をつけれるようになったのは
ナノニャが母になったことで、
子の未来の為に戦うと誓ったからだ
背後には暗黒世界の月曜日
DarkMoonDayが迫っている…
DMDにアクセスし、かの厄災の親を探る
なぜ、今まで単純なことに気づけなかったのだろうか?単純なるメモリー、
そもそも、普通の者を求める観客や
特異げなカルマを求める観客に左右されることなく、フツウのモノに気づけなかったのは、なぜだろうか…そもそも、この先にあるのは…ある種のメーデー…、とてもじゃないが…何とかなることでもない…
観客者の目は観客者の目であって、
ワタシではない…
身勝手なモノをと宣う…
怪物じみた心が捉える
作りたいとする意思に反して、
凶暴化する怪物、繊細な心に宿りし硝子は
災厄となった…其がDMD
DarkMoonDayである…
周囲には沢山の箱を用意し、
背後ではDMDが見ている
大衆的なノイズをキーボードより
取っ払って消去し
成したいことを成すだけだ…
立ち止まらせる手をぶっ飛ばして
立ち止まらせる言葉をおいていって…
漆黒の空に捧げる音楽を、月に繋げて
星間通信、月は見ている…
別世界の月、其はDMDと似てはいるが
幾分か、老いて見えたその姿に
DMDは動揺する
喧嘩別れし、家出したきり、
何の連絡も取っていなかったからだ
厄災の親は…彼の姿を見て、
星間通信越しに見える我が子を見て、
安堵し、ノートン親子に感謝する
「ありがとう、あとはワタシに任せて」
画面から出てくる巨大なしかし、
温かな手がDMDの、暗黒に染まった月を包み込む…
「カアサン…ボクハ…」
ノートン親子は厄災も、何かの歴史があって、因果があって歪んだだけで、結局のところ、意思ある限り親子は存在し、愛があるのだと知り、PBMシステムを終了させる。
「おかあさん、ありがとう!」
母になったナノニャは息子の笑顔と言葉に救われる…どんなに豪華なものよりも、どんなに便利なものよりも、胸に来るものは真心な想いであった。
Thank you for My Mother
呪文
入力なし