土下座セールスレディがクレーマーに利尿剤仕込まれて・・・のやつ
(床に手をつき、深々と頭を下げる。スーツのひざ下、ストッキング越しに冷たいフローリングの感触。だが、今はそれどころではなかった)
綾香(やばい……お腹……苦しい……。お願い、早く終わって……)
根岸「うん、うん……謝罪の姿勢は悪くない。顔も真っ赤だし、緊張感伝わるね。でも……さっきから、そわそわしてない?」
綾香「っ……い、いえ……っ」
根岸「んー? ほんとにぃ? さっきから膝がピクピクしてるし、息も荒いよ。……まさか、トイレ行きたいとか?」
綾香「……っ……」
(ぐっ、と腹に力を入れる。限界が近い。いや、もう限界かもしれない)
綾香「……あのっ……申し訳ありません……っ……お手洗いを、貸していただけませんか……っ……」
根岸「ん? いま何て?」
綾香「ト、トイレ……っ、トイレに行かせてください……! お願いです……っ……!」
(声が震える。恥を忍んで、心からの懇願。社会人としての誇りをすべて捨ててでも、いまは行かないと、本当に……)
根岸「いや~どうしようかなぁ。謝罪の最中に“トイレ行きます”って……ちょっと誠意に欠けない?」
綾香「そ、そんな……ちが……っ……で、でも……もう……っ……!」
根岸「いやいや、そもそもね? 社会人ってのは、こういう非常時こそ我慢力が試されるんじゃない?」
綾香「ちがいますっ……っ……お願いです……これ以上は……ほんとに……出ちゃう、から……っ」
根岸「ふふ……出しちゃえば? ほら、もうパンパンでしょ、そのお腹。スーツもパツパツだし、見てるこっちは楽しいけどな~」
綾香「っ……うぅ……っ……お、お願い……ほんとに、行かせて……くださ……っ」
(がまん、できない……腰の奥が熱くなって、意識が飛びそう……)
綾香「っあ……っ……や、だ……っ!」
(じわ……じわじわ……と、何かが流れ出す感覚。スーツの内側で、ストッキングが濡れていく。床に、ぽた、ぽた、と滴が落ちた)
綾香「や……っ……いや……いやぁ……っ……」
根岸「……あーあ。やっちゃったね。すごいねぇ……土下座しながら漏らすなんて、人生で一度も見たことなかったよ」
綾香「っ……み、見ないでっ!!」
(慌てて両手でスカートの前を隠す。でも、後ろはびっしょり。隠しきれるはずがない)
綾香「お願い……見ないで……っ……もう、やだ……こんなの……っ……」
根岸「隠すって(笑) いやいや、もう遅いでしょ。しっかり染みてるし……ここまできたら、いっそ開き直ったら?」
綾香「……っ……帰らせて……ください……っ……」
根岸「どうしよっかなー(笑) あ、その前に、床拭いてってくれる?」
綾香「……っ……ぅ……」
呪文
入力なし