【夢エリ】アキナフの訪問
ケンタウロスの集落を訪れたのは、
鮮やかなオレンジ色のショートポニーテールを揺らす少女――アキナフだった。
アキナフ「やっほー!ハルネールに世話になったって聞いて、今日はアタシが代理でお礼を言いにきたよ!」
ムーンペタルは嬉しそうに耳と尾を揺らし、アキナフの手をそっと握った。
ムーンペタル「わざわざ来てくださって、ありがとうございます。ハルネールさんのおかげで、私たちの大地の夢は守られました。本当に……感謝しています。」
アキナフ
「えへへ、そう言ってもらえると、こっちも嬉しいねっ!」
しかし、ムーンペタルの視線がふとアキナフの服に向いた。
ムーンペタル「……あの……アキナフさん、
その……お、おへそが……まぶしいです……」
アキナフ「え?あ、これ?いや〜アタシ、こういう動きやすい服が好きでさ!」
ケンタウロスの子どもたちがわっと集まってくる。
子どもたち
「おへそー!きらきらしてるー!」
「精霊のしるしなの?触っていい!?」
アキナフ
「ちょ、ちょっと!?触ったらくすぐっ……あはははは!や、やめて〜っ!!」
ムーンペタルは慌てて子どもたちを止める。
ムーンペタル
「みんな、だめです!アキナフさんのおへそは……その……神聖な、えっと……」
アキナフ
「いや神聖じゃないから!?ただのへそだから!?」
そのやりとりを見て、集落中が笑いに包まれた。風が吹き、草原が音をたてて揺れる。
ムーンペタル「でも……なんだか不思議です。アキナフさんのおへそ……見ていると元気が出ます。」
アキナフ
「へ、へっ!?ま、まあ……元気づけたいって気持ちは……あるよっ!」(照れ)
ムーンペタル
「……では、おへその“加護”として……これ、受け取ってください」
渡されたのは風の石で編まれた小さなブレスレット。
アキナフ
「わっ……これ、ハルネールにも似合いそう!」
ムーンペタル
「ええ。あなたの風が、
また誰かの心に届きますように。」
アキナフ「任せて!アタシのおへそパワーで・・・いや違う!?アタシの元気パワーで、ねっ!」
風が二人の笑顔を連れて、草原の向こうへと吹き抜けていった。
というわけで、ハルネールと夢の平原のおまけエピソードでした。(ムーンペタルさんのお誕生日ファンアートです)
https://www.chichi-pui.com/posts/d683774a-9ba0-49fc-8568-89f51ce2ccae/
ムーンペタルさんがへそ出しなので、おへそ部ネタにしましたw
いわしまんさんの作品にFour seasonsが絡んでいくシリーズ(?)です
kamenashiさん企画「9~11月誕生日FA」
https://www.chichi-pui.com/events/user-events/3f2e2b5b-7434-3990-b9d3-c01f5d1f99d9/
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