スシが好き
そしてさらに美味い! 寿司! 美味すぎだろ! 反省しろ!!!!!
ということで自分の企画と猫乃つづり様の企画( https://www.chichi-pui.com/events/user-events/910c014d-3b03-2adb-b8d4-fd2c7262d43f/ )の両取り。秋要素は……サーモン・スシで許してください!!
元々私は寿司が大好きなのでしばしばキャラにもスシを食べさせます。その代表格が褐色エルフさん、海洋民族である彼女はシーフードが好物で、その中でもスシが一番好き……という設定になっています。
ここで聡明なる閲覧者の皆様はこう思っただろう……「ファンタジー世界にスシがあるのかよ?」と。
それを説明するには少し長くなりますが……ニドヴァル大陸におけるスシについて以下に示します。
◆時は統一歴1600年代末……サウクレド群島に一隻の漁船が流れ着いた。船には3名の男性が乗っており、彼らは「ヤマト泰国」という極東列島群の国から来た者達だった。彼らの舟は嵐に遭い、数週間漂流した末にサウクレド群島に辿り着いたのである。
漂流者たちを手厚く保護する南洋エルフ達。そのお陰もあって船の修繕も順調に進み、いよいよ別れの日がやってきた。
別れを惜しむ宴席において、ヤマト泰国の人が披露したのは、酢や調味料などでマリネした魚と米飯を手のひらで握って成形し、提供する「ニギリスシ」という料理だった。南洋エルフたちは当初、見たこともない料理に困惑したが、すぐにその美味しさに魅了された。
しかし、彼らが去った後、あの料理を再現しようとしてもサウクレド群島の米は極東の米と品種が異なり、粘り気が少なく握りにくいという問題があった。
そこで南洋エルフの料理人たちは創意工夫を重ね、木製の押し型を使用して米と魚を層状に重ねる新しい形のスシを考案したのだ。
当初、サウクレド群島内でのみ楽しまれていたスシであったが、交易と共にこの料理は徐々に大陸の港町に伝わっていった。
そして今では新しい時代の料理として、スシは確実にその地位を築きつつある。特に大陸南部の港町では、各地で独特のスシが発展の兆しを見せている。
近い将来、スシは単なる『ご当地料理』の枠を超えニドヴァル大陸の食文化史に新たな一ページを刻むことになるであろう。
――統一歴1825年発刊・大いなるスシの歴史より抜粋
※簡単に言うと、インディカ米に近い米を使って押し寿司にしたものが、ニドヴァル大陸では「スシ」と呼ばれています……押し寿司を画像として出せないのは御愛嬌。
呪文
入力なし