赤華 -Sekka- アヤナギ荘 花火大会編2024③
まったく置いて行くんじゃないよ」
「だって明芽姉ちゃんうんちく始めるんだもん」
「うぬぬ つい癖で」
-アナウンス-
次は大玉--番 --番 梛岡赤玉-------
「次はアレか...ほらほら
シロキ殿たちや 屋台も良いが
祭りと言ったら花火だろう?
次のはあっしが好きなやつなんだ
大人しく見ようじゃないか」
「そうですね
思わずお祭りの食べ物に
目移りしちゃってました」...
やがて夜空には 大輪の赤華が咲き、
その鼓を打つかの如く炸裂音と
集客の沸く音が会場を包み込んだ。
「どうだ?綺麗だろう...花火」
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