【樹海のかみさま】答え合わせ:図書室の策略
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー2章22話:答え合わせよりインスパイア
昼休み、ニコラがいなかったので僕は図書室で食べることにした。図書室で飯とか……って思うかもだけど、窓を開けていればそこまで匂いが篭らないし、人も来ないので結構重宝している。
しばらくして月潟もサンドイッチを持って図書室に入ってきた。部屋の奥にある資料室にて、僕たちは向かい合って食事をとっていた。
「ほの囮くん、学校にアレ持ってくるのリスキーだよ〜」
「……今どこにあるんだ?」
「この部屋の本の隙間。こんなカビ臭い部屋に来るのは私たちみたいな探偵くらいだね」
月潟は僕の弁当箱から厚焼き卵を摘んで微笑んだ。月潟にリスクを負わせてしまったことの代わり、と言わんばかりだ。まぁ別にあげてもいいけどさ。
「あ、美味しい……これ手作りだよね?」
「ああ。まぁ」
「いいお嫁さんになるね〜。というか私がいいお嫁さんにしてあげたい」
「その百合は要らんからしまえって」
どこからか百合の花を取り出して差し出してくる。要らんので後で資料室の花瓶にでも飾っておこう。
「さて、それで一応状況は聞こうかワトソン君」
「あのブツが月潟の解析したものと完全に一致すればもう決まりだな。で、どうする?」
「罠を張ろう」
間をおかずに月潟は言った。やはりそうなるか。
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