「戦場に舞う、愛と狂気の鉄拳聖女」セラフィナ・ヴェルディクト
幼少より宗教家の両親からそう教え込まれてきた彼女だが、回復魔法を使うことはできなかった。
病や怪我に苦しむ者を見るたび、「彼らに救うべき魂は残っているのか?」という疑念が拭えず、また精神の歪んだ者は「健全な肉体」であるはずがないと、無意識に切り捨ててきたからだ。
しかし、ある悪人を殴り飛ばし精神を浄化した瞬間、彼女は真理を悟る。
「病も怪我も、その身に悪魔が取り付いているからこそ生じる現象。ならば、物理的な衝撃で悪魔を叩き出せば、魂は浄化され、肉体は正常に戻るはずだ」
さっそく彼女は、瀕死の負傷者に対し、祈りを込めながら渾身の殴打を叩き込む。
すると、黒い靄のような「悪魔」が弾き出され、傷ついた肉体は瞬時に修復された。
こうして、彼女の信仰と「拳」が歪な形で結びついた。
「悪魔祓い(救済)」という大義名分のもと、殴打による回復と強制浄化を確立させた彼女だったが、その野蛮な術式を認められず、教会を破門される。
行き場を失った彼女が身を寄せたのは、規律よりも戦果、「力こそ正義」を信奉する傭兵団だった。
そこは、彼女の「拳」と「理屈」が、皮肉にも歓迎される場所だった。
戦場において、彼女の信念は一切の迷いなく発揮される。
「この痛みは救済の証です。耐えなさい」
味方の傷病者にそう言い放つと、彼女は躊躇なく拳を振るう。
回復の起点となる急所を正確に突き、衝撃と共に「悪魔」を叩き出し、瞬く間に癒やしていく。
「殴られると治る」という噂は、最初こそ団員たちに疑いを持たせたが、その確かな成果を前に、今では誰もが受け入れざるを得なくなった。
そして目の前に立ちはだかる敵に対しては、さらに慈悲深い表情を浮かべ、静かに拳を握る。
「哀れな魂よ。貴方の歪んだ精神に巣食う悪魔を、私が叩き出してあげましょう」
そう言って打ち出させる一撃は、敵の肉体を粉砕すると同時に、その精神を穢れから――命と引き換えに――解放する。
彼女にとって、味方を殴ることも、敵を殴ることも、どちらも等しく愛と慈悲に満ちた「救済」なのだ。
なかなかいい感じのキャラができた、一枚目はちょっと華奢で可愛すぎるかもしれない、二枚目は両手が光って力強さを感じていい感じ、一枚目は教会時代かも?
メタ的な話だと二枚目はBONSAIで新しいLILACを優先させたからです
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