小織くんはカニを独り占め
剣崎道一(剣道部主将)「お~い小織~……オレにもそのカニちょっと分けてくれ……」
小織「うまうま!……はふはふ、もぐもぐ、うまうま!」
道一「………こいつ聞いてねえ……(#^ω^)」
山の中にキャンプに来ていた小織くんと道一くん。
そしていざ夕飯の準備と言うところで肝心の肉や魚を買い忘れていたことに気が付いた二人。
このままでは夕飯は野菜オンリー鍋になってしまう!
そう危惧した小織くんと道一くんは近くにある沢に行った。
そこで魚でも取ろうと考えたのだ。
そして二人はそこで勝負をすることにした。
それぞれ自分の食べる分は自分で獲ることとし、たくさん獲った方を勝ちとした。負けた方は今度マック奢りで。
そして勝負を開始し、何と勝ったのは小織くんの方だった。
道一くんは沢で魚を取ろうとしたのだが、釣り竿がなかったので手づかみを狙ったが無理だった。それに対し小織くんはなんと沢にたくさんいる小さな蟹に目を付けたのだ。
そして、魚を全く獲れなかった道一くんに対し、カニを取りまくった小織くんの勝ちとなった。
そして小織くんは鍋の中に蟹を入れまくり、具沢山のカニ鍋にありつけたのだった。
対して道一くんは結局野菜オンリー鍋だ。
そして道一くんがカニを少し分けてほしいと言っても「うまうま」とか言いながら食べ続けている小織くんは全く聞いていなかったのだった。
道一「お~い、小織~?そのカニ俺にも少しで良いから分けて……」
小織「はあ~♡、美味しかったぁ♡………………ん?道一くん、何か言った?」
道一「………………こいつ全部喰いやがった……」
小織「さてさて!締めはこの出汁でカニ雑炊だぁ!」
道一「なぁにぃ!?………小織!頼む!この通りだ!カニ雑炊俺にも分けてくれ!」
小織「ええ~?自分の食べる分は自分で獲るって決まりだったんじゃなかったっけ?」
道一「そう言ったけど!頼む!」
小織「(* ̄▽ ̄)フフフッ♪、冗談だよ道一くん!一緒にカニ雑炊食べよ!♡」
道一「おお!女神かお前!」
小織「女神?………何で女神なのさ?普通に神でよくない?」
そんなこんなでカニ雑炊を仲良く一緒に食べた小織くんと道一くん。
楽しいキャンプのいい思い出になりましたとさ。
めでたしめでたし。
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