小説『終末の風は朝日と共に』【ニャンノ世界】
『終末の風は朝日と共に』
朝日が昇る、明るい太陽が、
彼の爽やかさを照らす
可変型BRバイク
蒼楓(ソウフウ)に乗って
場所問わず走らせる。
止まることを知らない、時間は有限で
彼を止める足は、三つの選択肢と共にあるのだから…
物語の真相まで辿り着くには
まだまだ遅く、バイクの駆動音を奏でながら…青と水色のキラキラした星が
特徴的であった…
そもそも、彼は昔よりも
今の方を大事にして生きており、
この星のような耀きすらも、
夜明けの太陽を彷彿とさせる…
彼にとっての障害は、
彼にとってのチャンスであった
ソウカイ・ミントは止まらない…
終末の世界であっても、
動き続けるのは…
其処に目標があるからであり、
駆動する音から流れる爽やかな
エンジン音がリズムを刻んで、構築される
刹那的な心情に左右されず…
思うがまま…あるがまま進むために…
彼は、愛機に乗って、疾走する
人は彼を爽やか君と呼び慕った。
呪文
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