ポンコツ女神と大口真神:英雄を偲んで
副産物にそれらしいタイトルをつけて
でっち上げようシリーズです
ショートストーリー「送り狼」
名もない女神「えーと確か帰り道はこっちよね?」
大口真神「待て待て待て、さっき言ったばかりだろうが!こっちだこっち」
名もない女神「え~そうだっけ?」
大口真神「お主、真にあの者の所縁の者か?」
名もない女神「そうだよ~♪」
大口真神(それにしても緊張感も何もない……)「っておい!だからこっちだというのに!」
名もない女神「今は戦うことあまり無いからね~」
大口真神「……ほう?心は読むか……」
名もない女神「うん、ほんの表面だけだけどね~」
大口真神(隠!)(それは却ってつらいことも多かろうに……)
名もない女神「あ~、隠したんだね~、わざわざそんな事しなくても~」
大口真神「なに、表面とはいえ心を読まれるのは居心地の良いものではないからの」
大口真神「ところで、お主の所縁の者を道案内してから随分と経つ。今はどこに眠っておる?」
名もない女神「ん~?お墓~?」
大口真神「うむ」
名もない女神「ええっとね~確か~み、み、三重県の亀山ってところだけど~」
大口真神「?」
名もない女神「魂は白鳥になって飛んでっちゃったんだって~」
大口真神「……そうか……あの者らしいの……おう、そこを曲がりなさい。あとは真っすぐ行けばよい」
名もない女神「分かった~。ありがと~♪」
大口真神「……いや、そっちではないというに! ふ、ふはははははは!」
名もない女神「あ~、笑ったな~!」
大口真神「はははははは!善哉善哉、やはりお主はあの者の所縁の者よの!はははははは!」
もうお分かりと思いますが、「あの者」とは
日本武尊のことです
彼が山で道に迷ったときに狼があらわれて
道案内をし、無事に帰れたということで
その時の狼を「大口真神」(おおくちのまかみ)という
神として祀ったとのことです
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 45
- Scale 7
- Seed 110741522
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- Strength
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- Steps 45
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