【樹海のかみさま】星空の誘い、漆黒と黄金の舞踏
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー3章22話:嘘つき達のダンスよりインスパイア
僕は笹神幽々火として生き、笹神幽々火として彼岸に行く。ならば月潟と戦うのは犀潟ほの囮ではなく笹神幽々火であるべきだ。犀潟ほの囮では月潟琵樹には敵わないし、翠雨さまに殺してもらえない。
髪を下ろして眼鏡を外し、前髪をピン留めしてリップを引く。これだけで僕は私になれる。
そうして月潟に向かって手を差し出した。
「お手をどうぞ」
軽く笑顔を作って見せると、月潟は目を丸くしてそのまま少しだけ目線を逸らした。心なしか頬も赤いようにみえる。本当にこう言うやりとりに弱いんだな。翠雨さまは逆にこういうの大嫌いらしいけど。
「…………ずるいと思う」
「何がです?」
「幽々火ちゃんの顔で言うの」
「犀潟ほの囮は無様な踊りを披露してしまいますし、こちらならば幾分かマシでしょうから。それとも嫌ですか? 私と踊るの」
「…………ヤじゃない。かっこ可愛い、お嫁さんにしたい」
「なんか色々突っ込みたいですけど、ともかくお手を」
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