小説『終末事変前の君』【ニャンノ世界】
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【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『終末事変前の君』
何気ない日常、崩壊する未来…
いつものように自堕落な幼馴染みの林田リンタを起こしにやって来た世話焼きの城嶺サチ、宙より来る巨大な手が街に迫ることを彼らは未だ知らない…
【絵物語】
『終末事変前の君』
城嶺サチ(シロミネ サチ)は林田リンタの家に来ると、散らかった部屋に文句を言う。
「もう、リンタってば、いつも散らかして、私がいなかったら、ごみ屋敷になっちゃうじゃん」
城嶺サチは林田リンタの幼馴染みで、彼にとって彼女は妹的な存在だった。
「はぁ、本当に私がいないと、ダメダメなんだから」
そばかすとくっきりとした眉毛
凛々しい顔が特徴で、
リンタは、そんな彼女に
鬱陶しさを感じながらも
内心では感謝していた。
「ありがとな、サチがいなかったら、俺は勉強もままならなかった…」
リンタは彼女の頭をくしゃくしゃと撫でる。
「もしかして、レポートとかはしっかり提出してるわよね」
ギクッ
大学生のリンタは、まだまだ
お子ちゃまだった…
「はぁ、精神的姉を経験してる気分だよ…」
「おかん的要素もあるな」
「うっさい」
と、リンタの頭に軽くチョップする…何気ない日常…、その日常が崩壊する日が来ようとは思いもよらず…唐突に…
呪文
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