『ロボカノReー変化を求めてー』【ニャンノ世界】
模造されしループ世界、
ニャンノ世界は刺激を求めていた。
変化である。
変化がなくば、死んでしまうのだ。
ゆえに、主陣博士は
どれを選ぶというありきたりな
展開をぶち壊して
ロボカノたちに命じる。
今までならば、
そうしたことは
イカれたこととして
しないのだろうが…
年月というのは
積み重ねというのは
恐ろしいもので
「おい、てめぇらおしっこしやがれってんだぁぁぁ」
「おしっこですか…うぅ、了解です」
おしっこバトルを開始させる
勢いよく発射されるおしっこ
擬似内臓から分泌されし老廃物を
尿にして放出するロボカノたち
「あぅあぁはぁ~」
喘ぐロボカノもいれば、
そうじゃないロボカノもいる…
そして、限界が来たロボカノは爆発する
あるいはショートし機能停止する…
なぜ、機能停止するのか…
狂気に耐えられないからだ。
ニャンノ世界、それは狂気と混沌が
入り乱れるカオスワールド
主陣博士は知っている。
そして、生き残れるロボカノこそ
うちの子に相応しいのだと
考えながら、
布忍ナリキレ
紅一式イチゴに並ぶ
ヒューマノイドを求めているのでした!
呪文
入力なし