火野神社水泳部 トライアスロン編第3話
ガラガラ――
体育教官室の扉が開く。
未麗「はるか先生、いますか?」
机で書類を見ていた
天王はるか
が顔を上げる。
は「おお、火野か。OWSは良かったな!」
未麗「ありがとうございます!」
未麗は少し照れながら左腕を見せる。
未麗「まだナンバー残ってるんですよw」
は「あはは。それは勲章だな。」
未麗「えへへ。」
は「で?今日はどうした?」
未麗「お願いがあって来ました!」
は「お願い?」
未麗「パパとエドワードさんが今度、トライアスロンに挑戦するんです!」
は「らんまとエドが?」
思わず椅子から身を乗り出す。
は「エドは機械鎧があるだろ。」
未麗「整備士のウィンリィさんとアルフォンスさんが同行する条件で許可もらいました!」
は「本気じゃないか。」
未麗「本気です!」
は「なるほど。」
しばらく考える。
は「愛子がいるだろ?」
未麗「愛子さん、泳ぐのは得意なんですけど……走るの苦手です💦」
は「ははっ!正直だな。」
未麗「なので!ランとバイクを教えてほしいんです!」
は「ということは……私の担当か。」
未麗「はいっ!」
体育教官室に少し沈黙が流れる。
は「火野。」
未麗「はい。」
は「私はプロのトライアスロンコーチじゃない。」
未麗「はい。」
は「教えられるのは基礎だけだ。」
未麗「それで十分です!パパもエドワードさんも初心者ですから!」
は「なるほど。」
未麗の真剣な目を見る。
は「よし。」
未麗「!」
は「引き受ける。」
未麗「本当ですか!?」
は「ただし。」
未麗「はい!」
は「私一人じゃない。」
未麗「?」
は「みちるも連れて行く。」
未麗「えっ!?」
は「補給やペース管理はあいつの方が得意だからな。」
未麗「みちる先生も!?」
は「文句あるか?」
未麗「ありませんっ!」
は「じゃあ決まりだ。」
未麗「ありがとうございます!!」
勢いよく頭を下げる未麗。
は「そうだ。」
未麗「?」
は「らんまには伝えておけ。」
未麗「はい!」
は「基礎しか教えないと言ったが――」
ニヤリと笑う。
は「その基礎は結構キツいぞ。」
未麗「あ。」
未麗は思い出した。
50mプールで延々とキック練習させられた日。
ビート板地獄。
ランニング地獄。
坂道ダッシュ。
未麗(パパ、ごめん。)
は「楽しみにしてると伝えてくれ。」
未麗(絶対楽しみにしてないと思う……💦)
こうして、
OWS担当:愛子
ラン&バイク担当:はるか
ペース管理&補給担当:みちる
という豪華な指導陣が揃い、
らんまとエドワード、そしてまことのトライアスロン挑戦計画が本格的に動き始めるのだった。 🚴♂️🏃♂️🏊♂️✨
呪文
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