火野神社水泳部オープンウォーター編第13話
アヤは赤ちゃんを抱っこしながら、みんなの話を聞いていた。
OWS。
海。
チーム練習。
模擬大会。
チンクイ虫。
アヤ、苦笑い。
ア「実はね。」
全員「?」
ア「復職に向けて体力作り始めてるの。」
レ「そうなの?」
ア「うん。」
アヤは少し恥ずかしそうに笑う。
ア「最近プール行ってる。」
ま「おぉ!」
ア「でもねぇ……」
ため息。
ア「産後だからかな。」
未来「うんうん。」
ア「思ったように泳げないの。」
レ「……。」
ア「体力が戻らなくて。」
社務所が少し静かになる。
愛子、にっこり。
愛「なら。」
ア「?」
愛「アヤさんもいかがですか?」
全員「!」
らんま、即答。
ら「いいな、それ!」
レ「先輩が良ければ。」
ア「みんなと一緒?」
う「楽しいよ!」
亜「無理なく始められます。」
ま「アヤも元々体力あるんだし!」
美奈子、ニヤニヤ。
美「アヤ、来なさいwww」
ア「じゃ、じゃあ……。」
らんま、立ち上がる。
ら「よし!」
全員「?」
ら「決まりだな!」
愛「?」
ら「愛子との対決は延期!」
美奈子、即ツッコミ。
美「らんまっ!!」
社務所爆笑。
美「アンタが一番燃えてたくせにwww」
ら「それはそうだけど!」
愛「認めた。」
ら「アヤは初心者だ。」
ア「初心者扱いw」
ら「みんなでサポートするぞ!」
う「部長っぽい。」
未来「先輩、珍しくまとも。」
レ「失礼ね。」
そして。
レ「じゃあ先輩の水着も発注しましょうか。」
ア「え?」
エド、神主姿のまま。
エ「アヤさん。」
ア「ん?」
エ「ほたるが妊娠していた時。」
ほ「はい。」
エ「サターンを引き受けてくれましたよね。」
ア「まあね。」
エ「なら。」
エド、笑う。
エ「サターンカラーで。」
ほたる、ぱぁっ。
ほ「おそろいです♡」
ア「いいの?」
ら「みんなおそろいだぜ?」
愛「チームの結束が強まりますっ!」
未麗「絶対似合う。」
乱「紫似合いそう。」
せつな、微笑む。
せ「サターンが二人になるわね。」
アヤ、少し照れながら。
ア「じゃあ。」
全員「?」
ア「お願いするね。」
全員、拍手。
わーっ!
う「新入部員だー!」
美「ようこそ火野神社水泳部へ!」
ア「まだ入部してないw」
レ「それまでは?」
ア「普通の競泳水着で泳ぐね?」
全員、納得。
らんま、うんうん頷く。
ら「それでいい。」
ア「うん。」
ら「ただな。」
ア「?」
ら「チンクイ虫には気をつけろよ?」
一瞬静寂。
レイ(ゴンッ!!
らんまの頭をはたく。
ら「いてぇ!」
レ「アンタはそれしかないの!?」
未来、爆笑。
未来「完全にトラウマwww」
愛「もう大丈夫ですよ先輩。」
ら「お前に言われると安心する。」
ア「そんなにヤバいの?」
全員、らんまを見る。
らんま、目を逸らす。
全員「察した。」
社務所は再び笑いに包まれ、火野神社水泳部OWSチームに、元女子高生プロレスラー・五寸釘アヤ(サターン)が正式加入することになったのだった。
呪文
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