メイド派遣サービス
試しに派遣してもらおうかな。
「あの~、メイド派遣サービスを受けたいんですが。」
受付にいた若い子がにっこりとほほ笑んだ。
「はい、ありがとうございます。何年のご利用になりますか?」
「えっ、年単位なんですか・・・」
なるほど、そりゃ無理だ。とんでもねえ金額になってしまうよ。
「そうですね、最低単位が1年で498円です。」
・・・は?
「え、1年で498円?本気で言ってます?」
「え、はい、高いですかね??」
「いやいやいや!」
「ちなみに21年以上の派遣契約になりますと、21年でも30年でも50年でも一律10000円となっておりまーす。いかがでしょうか?」
途端にやばい雰囲気が出てきた。断ろう。
と思ったら、店舗の奥から数人の女の子たちが出てきた。メイド服を着た小学生、それも低学年くらいの背だ。
「えっ、まさか派遣されるのってこの子たちじゃないですよね・・・?」
「もちろんこの子たちがメインですよ~。こう見えて家事全般はマスターしてますからね。」
って、未成年の労働派遣は思いっきり違法だ。この派遣サービスやばすぎる。すぐ帰らないと。
「ちなみにNGなのはお客様の家以外で仕事させたり、家の中であっても怪我をさせるなど生命の危険がある行為全般がダメです。でも~、生命が増える行為ならどんどん行ってくださいね~。そっちもマスターしてますよ~。」
「は!?」
「一般的な成人男性のサイズならよゆーで受け入れられるくらいには教育してますので、膜のケガとか心配むよーです!さあお客さん、どの子を派遣するか選んでください!!裏にもあと30人くらいいます!!!」
「・・・行きましょう!!!!!」
呪文
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