火野神社水泳部オープンウォーター編第25話
愛子は何やらニコニコしながら紙束を抱えていた。
愛「みなさーん!」
全員「?」
愛「持ってきました!」
バサッ!
テーブルに並ぶ大会チラシ。
ら「お?」
亜「大会ですか?」
愛「そうです!」
ま「おお!」
う「ついに!」
レ「どれどれ。」
らんま、種目欄を見る。
ら「500m。」
ら「1km。」
ら「3km。」
ら「……。」
ら「10km!?」
全員「10km!?」
愛子、満面の笑み。
愛「みなさんには……」
一同、固唾をのむ。
愛「じゅ……」
レ「10kmはやめてwww」
全員、爆笑。
愛「3kmに出てもらいます!」
全員、安堵。
う「よかったぁ……。」
亜「安心しました。」
ア「心臓止まるかと思った。」
愛子、笑う。
愛「アヤさん。」
ア「はい?」
愛「自信ないですか?」
ア「ちょっと💦」
愛「大丈夫です。」
ア「?」
愛「みんなと泳ぐと楽しいですよ?」
アヤ、少し考える。
ア「……そっか。」
レ「そうですよ。」
ほ「私も応援します♡」
アヤ、笑顔。
ア「頑張る。」
らんま、ふと気付く。
ら「愛子は?」
愛子、さらっと。
愛「10kmですっ!」
全員「プロだ……。」
ま「すげぇ。」
う「死んじゃうwww」
愛「慣れです♪」
全員「慣れない。」
その時。
愛子、悪い笑顔。
愛「試しに10km泳いでみます?」
全員、即答。
レ「嫌www」
亜「嫌ですw」
う「無理!」
美「帰る!」
ア「無理無理!」
しかし。
ら「やってやる。」
ま「面白そう!」
全員「えぇぇぇ!?」
愛子、ニヤリ。
愛「決まりです♪」
数時間後
愛「では皆さん。」
全員「?」
愛「今日は3km練習です。」
う「いつものね。」
愛「らんまさんとまことさんは。」
二人を見る。
愛「私と10kmです♡」
ら「おう。」
ま「やるぞ!」
レ「バカ二人。」
美「完全にバカ。」
亜「ですね。」
そして。
10km終了。
砂浜。
らんま、大の字。
ら「もう無理……💦」
まこと、隣で倒れる。
ま「きつかった……。」
数秒後。
ま「でも。」
ら「ん?」
ま「やったんだよ。」
らんま、笑う。
ま「らんま!」
ら「ああ。」
愛子、拍手。
愛「二人ともすごいです!!」
う「ホントに泳いだ……。」
亜「驚きました。」
レ「信じられない。」
美「体力お化け。」
ア「私なら途中で帰る。」
愛子、嬉しそう。
愛「10km完泳ですよ!」
らんま、手を振る。
ら「でも。」
愛「?」
ら「大会は3kmな。」
ま「うん。」
愛子、大笑い。
愛「それがいいです!」
全員、爆笑。
愛「まずは3km!」
ら「だな。」
愛「そして。」
らんまとまこと、嫌な予感。
愛「次は5kmに挑戦しましょう!」
ら「その話は聞こえなかった。」
ま「私も。」
レ「逃げたwww」
こうして大会へ向けた練習はさらに熱を帯び、火野神社水泳部OWSチームは少しずつ「本物の選手たち」に近づいていくのだった――。 🌊🏊♀️🏊♂️✨😆
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