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【謎画像】くしゃみで星を描く女子高生

使用したAI Dalle
美術部の杉野 花粉(すぎの はなこ)は足掻いていた。
毎年この季節になるとクラスメイト達は自分を避けて面白がるし、何より自分自身が重度のアレルギー症状に数ヶ月の間苦しむハメになる。
部活で絵を描く時にもそれは致命的で、くしゃみの衝撃で手元が狂うたび、芸術性の欠片もない画用紙製のボールを量産し続けている。
「大丈夫か〜おすぎ、ほいブルガリア」
「ありがと、うぅ...」
同じ美術部で幼馴染の杉浦 克昭(すぎうら かつあき)から、頼んでいた飲むヨーグルトを受け取る。
「あんたはいいよね毎年平気でさ、ズビィィィ...どっちも苗字杉なのに」
鼻をかみながら毎年恒例の恨み言を言う幼馴染を横目に、克昭は花粉の描きかけの絵を眺めていた。
「でも描けてんじゃん、そのコンディションですごくね?」
「んーでももうちょっと星を増やそうか悩んでるんだよねー、んしょ」
飲むヨーグルトの蓋を開けながら花粉は答えた。
彼女の星空の絵はほぼ出来上がっていた。克昭の言う通り、自分の名前と同じ粉に侵された状態を考えると、ここまでノーミスで描けたのは奇跡的だった。
「本当にヨーグルトって花粉に効くのかな、効いてる気がしないんですけど...んく、んく、っ!?」
飲むヨーグルトを口にした時、最悪のタイミングで花粉の鼻孔を強烈なムズムズが襲った。
ブフゥッ!!
星空の絵を目がけて、飲むヨーグルトが流星群のように降り注いだ。
「ケホッケホッ、もぉ〜最悪!」
「あらま〜、ご愁傷様で...ん?」
克昭は飲むヨーグルトのかかった絵を見て、花粉への慰めの言葉を止めた。
「え?これ逆に良くない?見てみ?」
克昭の言葉に乗せられ絵を見てみると、新たに付いた白い点々が瞬く星々のようになっていた。
「すげーじゃんおすぎ、くしゃみアートじゃん!」
「くしゃみアート...これだ!」

この日から数年後、花粉はくしゃみで絵を描くくしゃみアートの第一人者に、克昭は急にオネエになってタレント・ファッション評論家になるのだが、それはまた別のお話。

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