魔王軍〜Real Rock n Rolla
ニューハポン王国第1王子だったアポロは、生まれながらにして闇魔法を操る才能を有していたが、それを知る者は国王とその母親のみだった。
闇魔法は、かつて火・水・風・光魔法のみ存在していたこの国に突如現れた異端の存在で、王国騎士はもちろん、ニューハポン王国民にとっても忌避の対象であった。そんな闇魔法に対する差別の横行を、誰もが見て見ぬふりする世間の風潮に反対したのが、何を隠そうアポロだったのだ。
自身が闇魔法使いであることを世間に公表する。闇魔法に対する世間の目を変えるべきだと、彼は父親に直訴した。
父親は王国騎士の腹心に、彼の暗殺を命じた。襲撃に遭ったその日、アポロは自身の甘さを恥じ、この国を壊すことを決意した。彼の用心棒であったエル・バッドラックと共に王国を離れ、魔王軍として王国への侵攻を開始したのだった。
呪文
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